CVE-2016-3718 の詳細
CVEの情報
説明:
The (1) HTTP and (2) FTP coders in ImageMagick before 6.9.3-10 and 7.x before 7.0.1-1 allow remote attackers to conduct server-side request forgery (SSRF) attacks via a crafted image.
CVE更新日: 2016-05-05 18:59:08.960000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 5.5
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.756500000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2016-3718は、ImageMagickにおけるServer-Side Request Forgery (SSRF) の脆弱性です。この脆弱性は、「ImageTragick」として知られる一連の脆弱性の一つとして公開されました。
1. 脆弱性の概要
ImageMagickの(1)HTTPおよび(2)FTPコーダーにおいて、細工された画像を介してリモートの攻撃者がサーバーサイドリクエストフォージェリ (SSRF) 攻撃を実行できる脆弱性です。これにより、攻撃者は任意のHTTP/FTPリクエストを行う可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性により、攻撃者はシステムが属するネットワーク内部の他のサーバーへのHTTPまたはFTPリクエストを実行することができます。 これが悪用されると、機密情報の漏えいや、内部ネットワークへのアクセス、さらには他の内部システムの脆弱性を悪用される可能性があります。F5 BIG-IPシステムの場合、WebAccelerationプロファイルでImage Optimization設定(AAM、WebAccelerator、Gateway)を使用しているシステムが影響を受ける可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3の基本スコアは5.5 (Medium) と評価されています。 また、CISA (米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁) のKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに登録されており、実際に悪用が確認されています。 これは、早急な対策が必要であることを示唆しています。
2. 対象となる環境
この脆弱性はImageMagickの特定のバージョンおよびImageMagickを利用するアプリケーションに影響を与えます。
2.1 影響を受けるOSバージョン
ImageMagick 6.9.3-10より前のバージョン、および7.x系の7.0.1-1より前のバージョンが影響を受けます。 ImageMagickはクロスプラットフォームに対応しており、以下のLinuxディストリビューションも影響を受ける可能性があります。 * Arch Linux * CentOS * Debian GNU/Linux * Fedora Project * Gentoo Linux * openSUSE * Redhat Linux * Slackware * SUSE Linux * Turbo Linux * Ubuntu また、WindowsやMac OS Xでの利用も可能であるため、影響を受ける場合があります。 F5製品では、Image Optimization設定が有効なBIG-IPシステムが影響を受けます。BIG-IQおよびEnterprise Managerシステムは、デフォルト設定では脆弱ではありませんが、
mogrifyバイナリがリモートで画像最適化を実行するために使用された場合、悪用可能になる可能性があります。2.2 影響を受ける設定
ImageMagickのHTTPコーダーとFTPコーダーがこの脆弱性に関連しています。 F5 BIG-IPシステムでは、WebAccelerationプロファイルでImage Optimization設定(AAM、WebAccelerator、Gateway)が構成されている場合に脆弱性が発生します。
3. 影響を受けた時の兆候
CVE-2016-3718は、主にServer-Side Request Forgery (SSRF) を可能にする脆弱性です。直接的なシステムダウンや明示的なエラーメッセージなどの兆候は、検索結果からは具体的に示されていません。しかし、脆弱性が悪用された場合、通常発生しない外部または内部ネットワークへの予期せぬHTTP/FTPリクエストが、影響を受けたシステムから発生する可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
脆弱なImageMagickコーダーの無効化: グローバルポリシーファイル(通常
/etc/ImageMagick/policy.xml)を編集して、脆弱なImageMagickコーダー(EPHEMERAL, URL, HTTPS, MVG, MSL, TEXT, SHOW, WIN, PLTなど)を無効にすることができます。xml <policymap> <policy domain="coder" rights="none" pattern="EPHEMERAL" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="URL" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="HTTPS" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="MVG" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="MSL" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="TEXT" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="SHOW" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="WIN" /> <policy domain="coder" rights="none" pattern="PLT" /> </policymap>* Magic Bytesの検証: ImageMagickで処理する前に、すべての画像ファイルがサポートする画像ファイルタイプに対応する「マジックバイト」で始まっていることを確認することを推奨します。 * F5 BIG-IPの場合: WebAccelerationプロファイルでImage Optimization設定を使用している場合は、ImageMagickの脆弱なコーダーを無効にする手順を実施することで、この脆弱性を緩和できます。参照したサイト