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CVE-2016-3715 の詳細

CVEの情報

説明:
The EPHEMERAL coder in ImageMagick before 6.9.3-10 and 7.x before 7.0.1-1 allows remote attackers to delete arbitrary files via a crafted image.

CVE更新日: 2016-05-05 18:59:04.727000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.753070000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2016-3715について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

ImageMagickのEPHEMERALコーダーに存在する脆弱性です。細工された画像を介して、リモートの攻撃者が任意のファイルを削除できる可能性があります。 この脆弱性は、ファイル削除に特化したものです。

1.1 影響

  • 許可されていないファイル削除。
  • データ損失や運用停止につながる可能性。
  • システムの完全性 (Integrity) への影響は「高」。
  • 機密性 (Confidentiality) および可用性 (Availability) への影響は「なし」。

1.2 深刻度

  • CVSS v3基本評価値: 5.5 (Medium)。
  • NISTのNVDでは「中程度」の深刻度と評価されています。
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに掲載されており、悪用が確認されている脆弱性です。
  • EPSS(Exploit Prediction Scoring System)は、30日以内に悪用される可能性を75.38%と推定しています。

2. 対象となる環境

この脆弱性はImageMagickに影響します。ImageMagickは、Webサービスで画像を処理するためによく使用されるパッケージです。

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • ImageMagick 6.9.3-10より前のバージョン。
  • ImageMagick 7.x系では7.0.1-1より前のバージョン。
  • PHPのimagick、Rubyのrmagickやpaperclip、Node.jsのimagemagickなど、ImageMagickライブラリに依存する画像処理プラグインも影響を受けます。
  • 具体的なOSバージョンが直接的に「影響を受けるOSバージョン」としてリストされているわけではありませんが、ImageMagickが動作するUbuntuやEnterprise Linux Desktopが関連して言及されています。

2.2 影響を受ける設定

  • ImageMagickの「EPHEMERAL coder」が脆弱性の原因です。
  • ユーザーから送信された画像を処理する際に、この脆弱性が悪用される可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性の悪用による直接的な兆候としては、システム上の予期しないファイルの削除が挙げられます。細工された画像を開いたことにより、意図しないファイルが削除される可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーが推奨するパッチやアップデートを適用してください。
  • ImageMagickをバージョン6.9.3-10以降、または7.x系では7.0.1-1以降に更新してください。
  • セキュリティアドバイザリや脆弱性データベースを定期的に確認し、適切な対策を講じることが重要です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ImageMagickで処理する前に、すべての画像ファイルがサポートする画像ファイルタイプに対応する「マジックバイト」で始まっていることを確認してください。
  • 脆弱性のあるImageMagickのコーダー(EPHEMERAL、URL、MVG、MSL)を無効にするためにポリシーファイルを使用してください。ImageMagickのグローバルポリシーファイルは通常「/etc/ImageMagick」にあります。

その他解説すべき観点

  • この脆弱性は、「ImageTragick」として知られる一連のImageMagickの脆弱性の一部です(ただし、CVE-2016-3715自体はファイル削除の脆弱性であり、リモートコード実行ではありません)。
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに掲載されており、実際に攻撃で悪用されていることが確認されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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