CVE-2016-3298 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Internet Explorer 9 through 11 and the Internet Messaging API in Windows Vista SP2, Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, and Windows 7 SP1 allow remote attackers to determine the existence of arbitrary files via a crafted web site, aka "Internet Explorer Information Disclosure Vulnerability."
CVE更新日: 2016-10-14 02:59:13.893000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.5
KEVの情報
KEV更新日: 2022-05-24
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.333320000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2016-3298について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2016-3298は、Microsoft Internet Messaging APIにおける情報漏えいの脆弱性です。この脆弱性により、攻撃者はディスク上に特定のファイルが存在するかどうかをテストすることができます。 この脆弱性は、Internet Messaging APIがメモリ内のオブジェクトを不適切に処理することによって発生し、巧妙に作成されたWebページを介して悪用される可能性があります。 脆弱性はCWE-200 (機微な情報の露出) に分類されます。
1.1 影響
攻撃者がこの脆弱性の悪用に成功すると、ターゲットシステム上に特定のファイルが存在するかどうかを判断でき、その後の攻撃のための偵察(情報収集)が可能になります。 主な影響は機密性の開示であり、機密情報を取得される可能性があります。 直接的なコード実行はできませんが、エクスプロイトキットキャンペーンにおける偵察ツールとして、多段階攻撃の重要な要素となります。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
2.2 影響を受ける設定
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は「ファイルの存在をテストする」ために利用されるため、直接的な兆候は明確に記載されていません。しかし、攻撃者が特定のファイルを検索している痕跡(例: 異常なWebアクセスログや、特定のファイルパスへのアクセス試行の失敗ログなど)が残る可能性があります。 CVE-2016-3298は、AdGholasやGooNkyといったマルバタイジングキャンペーン、およびNeutrino Exploit Kitで使用され、セキュリティ研究環境に関連するソフトウェアや設定に基づいて、研究者やベンダーではなく消費者などの「質の高いユーザー」をターゲットとしてフィルタリングするために利用されました。 このことから、標的型攻撃の一部として利用されることが示唆されます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
特定の緩和策は明示されていませんが、この脆弱性の悪用にはユーザーが巧妙に細工されたWebページを閲覧することが必要であるため、信頼できないWebサイトへのアクセスを避け、Webブラウジングにおいて警戒を怠らないことが一般的な対策となります。
他に解説すべき観点
参照したサイト: