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CVE-2016-3081 の詳細

CVEの情報

説明:
Apache Struts 2.3.19 to 2.3.20.2, 2.3.21 to 2.3.24.1, and 2.3.25 to 2.3.28, when Dynamic Method Invocation is enabled, allow remote attackers to execute arbitrary code via method: prefix, related to chained expressions.

CVE更新日: 2016-04-26 14:59:02.207000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.1

KEVの情報

KEV更新日: 2026-10-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.960520000

EPSS更新日: 2026-10-15 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2016-3081について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Apache Struts 2には、Dynamic Method Invocation (DMI) 機能に起因する脆弱性 (S2-032) が存在します。遠隔の攻撃者が細工したHTTPリクエストを送信することで、任意のコードを実行される可能性があります。この脆弱性は、OGNL (Object-Graph Navigation Language) 式の評価処理の不備を悪用したものです。

1.1 影響

DMIが有効な場合、この脆弱性を悪用されると、Strutsアプリケーションが動作しているサーバ上で遠隔から任意のコード(OGNLコード、実質的にはJavaコード)を実行される可能性があります。これにより、システムの乗っ取り、情報漏洩、改ざん、またはサービス停止などの深刻な被害が発生する恐れがあります。また、アプリケーションがクラッシュする可能性も指摘されています。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「高 (High)」と評価されています。CVSSv3 Base Scoreは7.3です。一部の機関ではCVSS 8.1 (High/Critical) と評価されています。 CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) のKEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログに登録されており、活発に悪用されていることが確認されています。EPSS (Exploit Prediction Scoring System) は93.4%と高く、攻撃が実際に発生する可能性が高いことを示しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はApache Struts 2の脆弱性であり、特定のOSバージョンに限定されるものではありません。Apache Struts 2が動作する任意のOS環境が影響を受ける可能性があります。攻撃が成功した場合、Strutsアプリケーションを実行しているアプリケーションサーバの実行権限で任意のコードが実行されます。

2.2 影響を受ける設定

  • 対象製品: Apache Struts 2.3.20 から 2.3.28 まで (ただし、2.3.20.3 および 2.3.24.3 は除く)
  • 前提条件: Dynamic Method Invocation (DMI) 機能が有効になっている場合
    • Apache Struts 2.3.15.2 以降のバージョンでは、DMIはデフォルトで無効になっています。
    • 設定ファイル (例: struts.xml) で struts.enable.DynamicMethodInvocation = false となっているか確認することで、DMIの有効/無効を確認できます。
  • 関連製品:
    • Oracle FLEXCUBE Private Banking 2.0.0, 2.0.1, 2.2.0, 12.1.0
    • Siebel Apps - E-Billing 7.1

3. 影響を受けた時の兆候

  • 不審なHTTPリクエストがサーバに対して送信されていることがログ等で確認される。
  • 警察庁の定点観測システムや国内のセキュリティオペレーションセンター (SOC) において、本脆弱性を狙ったと思われるアクセスや攻撃、実際の被害が観測されています。
  • サーバ上で身に覚えのないプロセスが実行されている、または不審なファイルが作成されている。
  • アプリケーションが予期せずクラッシュする。
  • 攻撃元として中国や米国からのアクセスが確認されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Apache Struts 2 を以下の修正済みバージョンにアップデートしてください。

  • Apache Struts 2.3.20.3
  • Apache Struts 2.3.24.3
  • Apache Struts 2.3.28.1

4.2 暫定回避策(緩和策)

即時のアップデートが困難な場合は、以下のいずれかの回避策を検討してください。

  • Dynamic Method Invocation (DMI) 機能の無効化: struts.xml などの設定ファイルにおいて、struts.enable.DynamicMethodInvocation = false を設定し、DMI機能を無効にしてください。
  • WAF (Web Application Firewall) の導入: WAFを導入し、OGNLインジェクション防御機能や、本脆弱性を狙った攻撃パターンを検知・遮断するルールを適用してください。
  • ActionMapper の独自実装: 最新版の Apache Struts 2 のソースコードをもとに、独自に ActionMapper を実装することで影響を軽減できる場合があります。

参照したサイト

NVDサイト

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