CVE-2016-0167 の詳細
CVEの情報
説明:
The kernel-mode driver in Microsoft Windows Vista SP2, Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows Server 2012 Gold and R2, Windows RT 8.1, and Windows 10 Gold and 1511 allows local users to gain privileges via a crafted application, aka "Win32k Elevation of Privilege Vulnerability," a different vulnerability than CVE-2016-0143 and CVE-2016-0165.
CVE更新日: 2016-04-12 23:59:30.430000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.056830000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2016-0167について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
Microsoft Windowsのカーネルモードドライバ(Win32k)に存在する特権昇格の脆弱性です。細工されたアプリケーションを介して、ローカルユーザーが特権を昇格させることを可能にします。この脆弱性は「Win32k 特権の昇格の脆弱性」とも呼ばれます。
1.1 影響 ローカルユーザーが細工されたアプリケーションを実行することで、追加の特権を獲得できる可能性があります。これにより、攻撃者はシステムのより高度な権限で任意のコードを実行できるようになります。
1.2 深刻度 CVSS v3による深刻度評価は「高 (High)」で、スコアは7.8です。 この脆弱性はCISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に掲載されており、実際に悪用されたことが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。 * Microsoft Windows Vista SP2 * Windows Server 2008 SP2 および R2 SP1 * Windows 7 SP1 * Windows 8.1 * Windows Server 2012 Gold および R2 * Windows RT 8.1 * Windows 10 Gold および 1511
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、上記のOSバージョンに含まれるカーネルモードドライバ(Win32k)に存在します。特定の追加設定が影響を受けるわけではなく、脆弱なドライバが存在する環境が影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性の悪用は、特権昇格を伴うため、通常、システムに目に見える異常な兆候が現れることはありません。攻撃者はローカルで認証された後、細工されたアプリケーションを実行することで特権を昇格させ、その特権を利用してさらなる悪意のある活動を行う可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策 ベンダーであるMicrosoftから提供されるセキュリティ更新プログラムを適用することが唯一かつ最も重要な対策です。 この脆弱性は2016年4月のMicrosoftのセキュリティ更新プログラム(例: MS16-037)の一部として対処されました。 ベンダーの指示に従い、速やかに該当する更新プログラムを適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策) 検索結果には、具体的な暫定回避策は明記されていません。しかし、特権昇格の脆弱性に対する一般的なセキュリティベストプラクティスとして、システム上のローカルユーザーのアクセスを制限し、最小特権の原則に従ってアプリケーションを実行することが挙げられます。CISAは、ベンダーの指示に従って更新プログラムを適用するよう勧告しています。
その他に解説すべき観点
参照したサイト: