CVE-2016-0040 の詳細
CVEの情報
説明:
The kernel in Microsoft Windows Vista SP2, Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, and Windows 7 SP1 allows local users to gain privileges via a crafted application, aka "Windows Elevation of Privilege Vulnerability."
CVE更新日: 2016-02-10 11:59:06.440000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-28
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.242830000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2016-0040に関する脆弱性の調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
CVE-2016-0040は、Microsoft Windowsのカーネルに存在する特権昇格の脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、ローカルユーザーが特別に細工されたアプリケーションを実行することで、特権を昇格させることが可能になります。別名「Windows Elevation of Privilege Vulnerability」として知られています。
1.1 影響
攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、影響を受けるシステムにログオンし、特別に細工されたアプリケーションを実行することで、任意のコードを実行し、特権を昇格させ、システムの制御を完全に奪う可能性があります。この脆弱性は、低整合性レベルのプロセスによってもトリガーされ得るため、サンドボックスのバイパスや一般的なローカル特権昇格につながる可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は、CVSS v3で7.8(High)と評価されています。 Microsoftは、このセキュリティ更新プログラムを「重要」と評価しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性の影響を受けるOSバージョンは以下の通りです。 * Microsoft Windows Vista Service Pack 2 (SP2) * Microsoft Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) * Microsoft Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) * Microsoft Windows 7 Service Pack 1 (SP1)
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Windowsカーネル内のWMI (Windows Management Instrumentation) の処理に関連しています。具体的には、
WmipReceiveNotifications関数がIOCTL_WMI_ENUMERATE_GUIDSIOCTLを処理する際における、未初期化ポインタの参照解除に起因します。特別な設定が脆弱性に直接影響するというよりは、上記のOSバージョンで提供されるカーネルコンポーネント自体に脆弱性が存在します。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は特権昇格を目的とするため、直接的な明示的な兆候は少ない可能性があります。攻撃が成功した場合、攻撃者はより高い権限で任意のコードを実行できるようになりますが、その動作自体は通常のシステム操作に紛れてしまう可能性があります。エクスプロイトの開発過程では、システムクラッシュ(Blue Screen of Death: BSoD)が引き起こされる可能性が指摘されていますが、これは脆弱性悪用時の不安定性を示すものであり、成功した特権昇格の兆候ではありません。 そのため、具体的な兆候については不明とします。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが恒久的な対策です。この脆弱性は、2016年1月にリリースされたMicrosoft Security Bulletin MS16-007によって対処されています。 * Windows Updateを通じて自動的に更新プログラムを適用する。 * Microsoft ダウンロードセンターからスタンドアロンの更新プログラムパッケージをダウンロードしてインストールする。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Microsoft Security Bulletin MS16-007には、この脆弱性に対する具体的な暫定回避策は記載されていません。 一般的に特権昇格の脆弱性に対しては、最小特権の原則を適用し、ユーザーが不必要な管理者権限を持たないようにするなどの対策が推奨されますが、このカーネル脆弱性に特化した技術的な回避策は不明です。
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