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CVE-2015-7755 の詳細

CVEの情報

説明:
Juniper ScreenOS 6.2.0r15 through 6.2.0r18, 6.3.0r12 before 6.3.0r12b, 6.3.0r13 before 6.3.0r13b, 6.3.0r14 before 6.3.0r14b, 6.3.0r15 before 6.3.0r15b, 6.3.0r16 before 6.3.0r16b, 6.3.0r17 before 6.3.0r17b, 6.3.0r18 before 6.3.0r18b, 6.3.0r19 before 6.3.0r19b, and 6.3.0r20 before 6.3.0r21 allows remote attackers to obtain administrative access by entering an unspecified password during a (1) SSH or (2) TELNET session.

CVE更新日: 2015-12-19 14:59:01.453000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-10-02

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.611390000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2015-7755は、Juniper社のファイアウォール製品に搭載されているScreenOSに存在する、管理者アクセスに関する深刻な脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

Juniper ScreenOSのファームウェア内に不正なコード(バックドア)が埋め込まれていたことにより、認証を回避してリモートから管理者権限でのアクセスが可能となる脆弱性です。特定のパスワードを使用することで、ユーザー名に関わらずSSHまたはTELNETセッションを通じてデバイスに管理アクセスできる状態でした。

1.1 影響

この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けるデバイスが完全に制御される可能性があります。これにより、ファイアウォールの設定変更、情報の閲覧、改ざんなどの重大な被害が発生するおそれがあります。

1.2 深刻度

  • CVSSv3.1 基本評価スコア: 9.8 (Critical)

この脆弱性は、悪用が非常に容易であり、境界防御を担うファイアウォールが対象であることから、極めて重大な被害を起こしかねないものとして注目されました。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

CVE-2015-7755は、以下のJuniper ScreenOSバージョンに影響を与えます。

  • ScreenOS 6.3.0r17 から 6.3.0r20 まで。
    • 具体的には、ScreenOS 6.3.0r12 (6.3.0r12bより前), 6.3.0r13 (6.3.0r13bより前), 6.3.0r14 (6.3.0r14bより前), 6.3.0r15 (6.3.0r15bより前), 6.3.0r16 (6.3.0r16bより前), 6.3.0r17 (6.3.0r17bより前), 6.3.0r18 (6.3.0r18bより前), 6.3.0r19 (6.3.0r19bより前), および 6.3.0r20 (6.3.0r21より前)。

Juniper社は、他の製品やScreenOSの他のバージョンはこの問題の影響を受けないと述べています。

2.2 影響を受ける設定

以下の条件を満たす場合に影響を受けます。

  • 上記の対象バージョンを利用していること。
  • SSHまたはTELNETによる遠隔管理アクセスが有効になっていること。
  • シリアルコンソール経由でも攻撃が可能であるとされています。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された場合、ログファイルに以下のようなエントリが記録される可能性があります。

  • 通常、ユーザー名「system」がログインした後に、入力したユーザー名に対するパスワード認証が成功した旨のログが記録されます。
  • 例えば、攻撃者が存在しないユーザー名 "aaaa" でSSHによる不正ログインを試み成功した場合、以下のようなログが確認されることがあります。
    • 2015-12-21 HH:MM:SS system warn00515 Admin user system has logged on via SSH from [ログイン元IPアドレス]:ポート
    • 2015-12-21 HH:MM:SS system warn00528 SSH: Password authentication successful for admin user 'aaaa' at host [ログイン元IPアドレス]
    • 通常、Admin user の後に続くアカウント名が "system" と記録される点が特徴です。ただし、2行目のユーザー名 ('aaaa') は攻撃者が任意に指定できるため、常に同じように記録されるわけではありません。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • 修正済みバージョンへのアップグレード: Juniper SIRTは、これらの深刻な脆弱性を解決するために、修正済みリリースへのアップグレードを強く推奨しています。
  • 機器の交換: 影響を受けるデバイスの多くは既に製品寿命に達しているため、機器の交換も検討すべきです。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 管理アクセス元の制限: 管理アクセスを信頼できるネットワークとホストのみに制限することが、この問題の軽減に役立ちます。攻撃は、正規の管理ログインが許可される場所からのみ実行可能です。
  • 攻撃対象領域の制限: 重要インフラのネットワーク機器において、悪用可能な攻撃対象領域を制限することは、良いセキュリティプラクティスです。

参照したサイト

NVDサイト

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