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CVE-2015-7645 の詳細

CVEの情報

説明:
Adobe Flash Player 18.x through 18.0.0.252 and 19.x through 19.0.0.207 on Windows and OS X and 11.x through 11.2.202.535 on Linux allows remote attackers to execute arbitrary code via a crafted SWF file, as exploited in the wild in October 2015.

CVE更新日: 2015-10-15 10:59:10.530000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.653390000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2015-7645に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

Adobe Flash Playerにおけるタイプコンフュージョン(Type Confusion)の脆弱性です。攻撃者は、特別に細工されたSWFファイルを介して、遠隔で任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、発見時には既に標的型攻撃で悪用されており、ゼロデイ脆弱性として認識されていました。

1.1 影響

この脆弱性を悪用されると、リモートの攻撃者によって対象システム上で任意のコードが実行される可能性があります。 実際に、サイバー諜報活動「Pawn Storm」キャンペーンやアンギュラーエクスプロイトキット(Angler Exploit Kits)によって悪用されたことが確認されています。 さらに、この脆弱性はランサムウェアキャンペーンにも利用されていることが報告されています。

具体的には、Adobe Flash PlayerのActionScriptがサポートするIExternalizableインターフェースに存在し、writeExternal関数ポインタが同名の異なる型変数によって上書きされることでタイプコンフュージョンが発生します。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1基本スコア: 7.8 (High)
  • CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities): 2022年3月3日にCISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV)に追加されており、実環境での積極的な悪用が確認されています。
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System): 30日間の悪用可能性は68%とされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のAdobe Flash Playerのバージョンが影響を受けます。

  • WindowsおよびOS X:
    • Adobe Flash Player 18.x (18.0.0.252まで)
    • Adobe Flash Player 19.x (19.0.0.207まで)
  • Linux:
    • Adobe Flash Player 11.x (11.2.202.535まで)

2.2 影響を受ける設定

脆弱性はAdobe Flash PlayerのActionScriptにおけるIExternalizableインターフェースに存在します。攻撃者は、この脆弱性を悪用するために、システムの特定の設定やファイルへの事前アクセスを必要としません。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性は任意のコード実行を可能にするため、影響を受けた際の兆候は、その実行されたコードの内容に依存します。例えば、以下のようなものが考えられます。

  • 身に覚えのないプログラムの実行やプロセスの起動。
  • システムの予期せぬ動作やクラッシュ。
  • 機密情報の不正な窃取や外部への送信。
  • ランサムウェアによるファイルの暗号化や身代金要求。

具体的な、脆弱性自体が引き起こす直接的な視覚的兆候については、現時点では明確な情報は見つかっていません。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • セキュリティアップデートの適用: Adobeは本脆弱性に対応する緊急パッチをリリースしています。 Adobeが提供するセキュリティアップデートを速やかに適用することが不可欠です。 Adobe Security Bulletinsで最新の修正プログラムと影響バージョンリストが公開されています。
    • Linux向けには、SUSEがflash-player >= 11.2.202.540-108.1およびflash-player-gnome >= 11.2.202.540-108.1へのアップデートを推奨しています。
  • Adobe Flash Playerの利用停止/削除: Adobe Flash Playerは既にEOL(End-of-Life: サポート終了)製品であるため、可能であれば、まだ使用中の場合はシステムから切断または削除することが最も推奨される対策です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ブラウザでのFlash Playerの無効化: Flash Playerをブラウザで無効にすることで、攻撃のリスクを軽減できます。
  • Flash Playerの削除優先順位付け: ファイルサーバーや共有ワークステーションなど、ランサムウェアの足がかりが広がりやすい環境からFlash Playerを優先的に削除することを検討してください。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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