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CVE-2015-1635 の詳細

CVEの情報

説明:
HTTP.sys in Microsoft Windows 7 SP1, Windows Server 2008 R2 SP1, Windows 8, Windows 8.1, and Windows Server 2012 Gold and R2 allows remote attackers to execute arbitrary code via crafted HTTP requests, aka "HTTP.sys Remote Code Execution Vulnerability."

CVE更新日: 2015-04-14 20:59:01.263000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999990000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2015-1635について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2015-1635は、Microsoft WindowsのHTTPプロトコルスタック(HTTP.sys)に存在するリモートでコードが実行される脆弱性です。HTTP.sysが特別に細工されたHTTPリクエスト、特にRangeヘッダを含むリクエストを不適切に解析した場合に、整数オーバーフローを引き起こすことで発生します。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、システムアカウントのコンテキストで任意のコードを実行したり、システムをサービス不能状態(ブルースクリーン、BSOD)にしたりする可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、以下の影響が考えられます。 * リモートからの任意のコード実行 * サービス運用妨害(DoS)、具体的にはシステムがブルースクリーン(BSOD)で停止する * メモリ領域に含まれる重要な情報の窃取(メモリリーク)

1.2 深刻度

  • CVSS v2基本値: 10.0 (危険)
    • 攻撃元区分: ネットワーク
    • 攻撃条件の複雑さ: 低
    • 攻撃前認証要否: 不要
    • 機密性への影響: 全面的
    • 完全性への影響: 全面的
    • 可用性への影響: 全面的
  • CVSS v3.1基本値: 9.8 (Critical)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。 * Windows 7 Service Pack 1 (32 ビットシステム用、x64 ベースシステム用) * Windows 8 (32 ビットシステム用、x64 ベースシステム用) * Windows 8.1 (32 ビットシステム用、x64 ベースシステム用) * Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (x64 ベースシステム用、Itanium ベースシステム用、Server Core インストール) * Windows Server 2012 (Server Core インストールを含む) * Windows Server 2012 R2 (Server Core インストールを含む)

2.2 影響を受ける設定

HTTP.sysを利用するWebサーバー、特にMicrosoft Internet Information Services (IIS) が稼働している環境で影響を受けます。 * IIS 7.5以降が稼働している環境。 * 出力キャッシュ(カーネルキャッシュ)が有効になっている場合(デフォルトで有効)に脆弱性の影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ウェブサーバーが稼働しているWindowsがリモートからの攻撃により、ブルースクリーン(BSOD)状態で強制終了させられる。
  • メモリリークが発生する。
  • ターゲットを指定する際には明示的にリソース(ファイル)を指定する必要があり、「http://192.168.0.1/」のようなURLではBSODは発生しないとの報告があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftが公開したセキュリティ更新プログラム「MS15-034」(KB3042553)を適用する。
    • この更新プログラムは、Windows HTTPスタックがリクエストを処理する方法を変更することで脆弱性を解決します。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 出力キャッシュ(カーネルキャッシュ)の無効化: IIS専用の回避策として、出力キャッシュ(「カーネルキャッシュを有効にする」のチェックを外す)を無効にする方法があります。ただし、パフォーマンスへの影響が懸念されるため、変更する際には十分な検証が必要です。また、メモリリークについては出力キャッシュ設定を無効化しても影響を受けるとの検証報告があります。
  • Microsoftは、この脆弱性に対するその他の軽減要因を特定していません。

参照したサイト

  • MS15-034で修正されたHTTP.sysの脆弱性 CVE-2015-1635についてまとめてみた。 - piyolog
  • Microsoft Windows の HTTP.sys に起因する整数オーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)
  • HTTP.sys の脆弱性により、リモートでコードが実行される(MS15-034)(CVE-2015-1635)に関する検証レポート
  • CVE-2015-1635 | Tenable®
  • Microsoft セキュリティ情報 MS15-034 - 重大
  • Mitigating Remote Code Execution in "HTTP.sys" (CVE-2015-1635) - DevCentral
  • HTTP.sysの脆弱性を突き、WindowsをBSOD状態にできる攻撃コードが出回る――「MS15-034」の早急な適用を - INTERNET Watch
  • 如何修复MS15-034/CVE-2015-1635漏洞? | 网络与信息中心(信息化办公室)
  • Remote Coverage for MS15-034 HTTP.sys Vulnerability (CVE-2015-1635) | Rapid7 Blog
  • HTTP.sys の脆弱性により、 リモートでコードが実行される(MS15-034)(CVE-2015-1635)に関する検証 - NTTデータ先端技術
  • Finding and Fixing Microsoft Windows HTTP.sys Code Execution, a High Risk Vulnerability
  • Microsoft Security Bulletin MS15-034 - Critical
  • CVE-2015-1635-HTTPリモートコード実行漏洞复现 - 腾讯云
  • 【漏洞預警】HTTP.sys中的資訊安全風險可能會允許遠端執行程式碼,弱點編號CVE-2015-1635 (MS15-034)
  • 【复现】CVE-2015-1635-HTTP.SYS远程执行代码漏洞(ms15-034) - 博客园
  • JVNDB-2015-002263 - JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース
  • CVE-2015-1635 - Windows HTTP.sys の RCE : r/netsec - Reddit

NVDサイト

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