CVE-2015-1130 の詳細
CVEの情報
説明:
The XPC implementation in Admin Framework in Apple OS X before 10.10.3 allows local users to bypass authentication and obtain admin privileges via unspecified vectors.
CVE更新日: 2015-04-10 14:59:43.073000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-02-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.098870000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2015-1130は、Apple OS Xにおけるローカル権限昇格の脆弱性であり、「Rootpipe」という通称でも知られています。
1. 脆弱性の概要
Apple OS XのAdmin FrameworkにおけるXPC実装に存在する脆弱性です。ローカルユーザーが認証を迂回し、管理者権限(root権限)を取得できる可能性があります。
1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、認証されていないユーザーがシステム上でroot権限に昇格し、Macコンピューターを完全に制御できる可能性があります。 攻撃者は、物理的なアクセスがある場合に悪用できるほか、リモートコード実行の脆弱性と組み合わせることで遠隔からの攻撃も可能になる場合があります。
WriteConfigClientというコンポーネントがアクセスチェックや入力サニタイズを適切に行わないため、任意のプロセスがrootとしてMacのファイルシステムにファイルを書き込むことが可能になります。1.2 深刻度 この脆弱性は、CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に登録されています。 これは、実際に攻撃で悪用されていることを意味し、高い深刻度を持つと評価されています。検索結果には具体的なCVSSv2またはv3の基本スコアは明記されていませんが、「重大な権限昇格の脆弱性」と表現されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン Apple OS X 10.10.3より前のバージョンが影響を受けます。具体的には、Mac OS X 10.7から10.10.2までのバージョンが含まれます。 この脆弱性は、少なくともOS X 10.7のリリース以降存在していました。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、Appleの
Admin.framework内、特にXPC実装に存在します。WriteConfigClientというコンポーネントが不適切なアクセス制御を行っていることが特定されています。 このAPIは、本来「システム環境設定」やsystemsetup(コマンドラインツール)で使用されることを意図していましたが、アクセス制限がありませんでした。3. 影響を受けた時の兆候
Mac OS X 10.9.xの場合、
xpcproxyプロセスのプロセスビューを通じてこの活動を検出できる可能性があります。具体的には、エクスプロイトが/usr/bin/rshバイナリを新しいバイナリで上書きする活動が観測されることがあります。ただし、この検出方法はMac OS X 10.9.xに特化しており、他のバージョンのOSでは異なるXPCサービスが使用される可能性があります。また、このクエリに一致するプロセスは、CVE-2015-1130に関連しない場合や、他の方法で侵害されている可能性もあるため、さらなる調査が必要です。4. 推奨対策
4.1 本対策 ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することが推奨されます。 Appleは、OS X Yosemite 10.10.3のリリースでこの脆弱性に対するパッチを提供しています。
4.2 暫定回避策(緩和策) Appleは、OS X 10.9.xおよびそれ以前のバージョンに対しては、大幅な変更が必要となるため修正をバックポートしないと表明しています。 そのため、これらのサポートされていない古いOSバージョンを使用している場合、本脆弱性に特化した公式な暫定回避策は公開されていません。一般的には、システムをネットワークから隔離する、ユーザーの権限を制限する、可能であれば最新のサポートされているOSバージョンへのアップグレードを検討する、EDR(Endpoint Detection and Response)などのセキュリティソリューションを導入するといった対策が考えられます。
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