CVE-2015-0311 の詳細
CVEの情報
説明:
Unspecified vulnerability in Adobe Flash Player through 13.0.0.262 and 14.x, 15.x, and 16.x through 16.0.0.287 on Windows and OS X and through 11.2.202.438 on Linux allows remote attackers to execute arbitrary code via unknown vectors, as exploited in the wild in January 2015.
CVE更新日: 2015-01-23 21:59:04.897000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-04-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.855890000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2015-0311は、Adobe Flash Playerに存在したリモートコード実行の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、システムがクラッシュしたり、攻撃者によって影響を受けるシステムが乗っ取られたりする可能性があります。また、リモートからの任意のコード実行を許すUse-after-freeの脆弱性として特定されており、特別に細工されたSWF Flashファイルを配信するウェブサイトにユーザーを誘導することで、攻撃が実行されます。この脆弱性は、ドライブバイダウンロード攻撃を通じて、実運用環境で積極的に悪用されていることが確認されていました。
1.2 深刻度
この脆弱性は、Adobeによって「重大 (Critical)」と分類されています。CVSS v2の基本スコアは10(NVDによる評価)であり、CVSS v3の基本スコアは9.8(NVDによる評価)です。攻撃の複雑性は低く、ユーザーの操作は不要で、ネットワーク経由で悪用される可能性があります。CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalogにも追加されており、実環境での悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
特に、Windows 8.1以前のOSでInternet ExplorerまたはFirefoxを使用しているシステムがドライブバイダウンロード攻撃の標的になっていることが報告されていました。
2.2 影響を受ける設定
特定のFlash Playerの設定ではなく、上記の影響を受けるバージョンのAdobe Flash Playerがインストールされ、かつ有効になっている全てのブラウザ(Internet Explorer、Firefox、Google Chromeなど)が影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
直接的な具体的な兆候については詳細な記述がありません。しかし、成功した悪用はシステムのクラッシュを引き起こし、最終的には攻撃者によるシステム乗っ取りにつながる可能性があります。したがって、予期せぬシステムクラッシュや、システムの異常な動作、不正なプロセスやネットワーク通信などが兆候として現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
明示的な暫定回避策の記述は提供されていません。ただし、製品がEOLであるため、Adobe Flash Playerの使用を完全に停止することが最も効果的な緩和策となります。また、一部の標的型攻撃対策ソフトウェアは、この種の脆弱性攻撃を防御できる可能性が示唆されています。
他に解説すべき観点
参照したサイト