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CVE-2015-0016 の詳細

CVEの情報

説明:
Directory traversal vulnerability in the TS WebProxy (aka TSWbPrxy) component in Microsoft Windows Vista SP2, Windows 7 SP1, Windows Server 2008 R2 SP1, Windows 8, Windows 8.1, Windows Server 2012 Gold and R2, and Windows RT Gold and 8.1 allows remote attackers to gain privileges via a crafted pathname in an executable file, as demonstrated by a transition from Low Integrity to Medium Integrity, aka "Directory Traversal Elevation of Privilege Vulnerability."

CVE更新日: 2015-01-13 22:59:07.190000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-05-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.757770000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2015-0016は、Microsoft Windowsのコンポーネントにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性です。以下にその詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2015-0016は、Microsoft WindowsのTS WebProxy (TSWbPrxy) コンポーネントに存在する、特権の昇格の脆弱性です。この脆弱性は、Windowsがファイルパスを適切にサニタイズ(無害化)しないことに起因します。攻撃者は、特別に細工されたアプリケーションを実行させることで、この脆弱性を悪用する可能性があります。ウェブベースの攻撃シナリオでは、攻撃者が細工されたウェブサイトをホストし、ユーザーを誘導してこの脆弱性を悪用しようとする可能性があります。また、この脆弱性は他の脆弱性と組み合わせて悪用されることも確認されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は現在のユーザーと同じユーザー権限を獲得する可能性があります。もし現在のユーザーが管理者権限でログオンしている場合、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成を行うことが可能になります。

1.2 深刻度

  • CVSS v2基本値: 7.8 (HIGH)
  • Microsoftの評価: 重要 (Important)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。

  • Windows Vista Service Pack 2
  • Windows Server 2008 Service Pack 2
  • Windows 7 Service Pack 1
  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows Server 2012 GoldおよびR2
  • Windows RT Goldおよび8.1

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、WindowsのTS WebProxy (TSWbPrxy) コンポーネントにおけるファイルパスのサニタイズ処理の不備に存在します。

3. 影響を受けた時の兆候

この特権昇格の脆弱性が悪用された場合、直接的なシステムクラッシュなどの明確な兆候が確認されることは稀です。しかし、攻撃者が現在のユーザーと同じ権限を獲得するため、以下のような状況が発生する可能性があります。

  • 身に覚えのないプログラムのインストール
  • ファイルの不正な変更や削除
  • 不正なユーザーアカウントの作成

これらの兆候は、この脆弱性によるものと特定することが難しい場合があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftは、この脆弱性を修正するためのセキュリティ更新プログラムをリリースしています。

  • MS15-004: Windowsコンポーネントの脆弱性により、特権の昇格が起こる (CVE-2015-0016のディレクトリトラバーサルに対処)
  • MS15-005: ネットワーク場所認識サービスに関する脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる (この更新プログラムもCVE-2015-0016を解決する内容を含みますが、主な焦点は別の脆弱性です。CVE-2015-0016自体はディレクトリトラバーサルに特化しています。)

これらの更新プログラムを適用することで、Windowsがファイルパスをサニタイズする方法が修正され、脆弱性が解消されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

この脆弱性に特化した具体的な暫定回避策は、公開された情報からは見つかりませんでした。しかし、特権昇格の脆弱性全般に対する一般的な緩和策として、以下の点が挙げられます。

  • ユーザーアカウントに付与される権限を最小限に設定する。システム上で管理者権限を持つユーザー数を減らすことで、脆弱性が悪用された場合の影響を軽減できます。
  • CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、回避策はあくまで暫定的な手段であり、公式パッチが利用可能になったら速やかに適用することが望ましいと案内しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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