CVE-2014-2817 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Internet Explorer 6 through 11 allows remote attackers to gain privileges via a crafted web site, aka "Internet Explorer Elevation of Privilege Vulnerability."
CVE更新日: 2014-08-12 21:55:07.007000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-05-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.263490000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2014-2817について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2014-2817は、Microsoft Internet Explorer 6から11までのバージョンに存在する特権昇格の脆弱性です。この脆弱性は「Internet Explorer Elevation of Privilege Vulnerability」として知られています。巧妙に細工されたウェブサイトを介して、リモートの攻撃者が特権を昇格させる可能性があります。
1.1 影響
リモートの攻撃者が細工されたウェブサイトを利用することで、ユーザーのコンテキストで特権を昇格させることが可能になります。 この脆弱性は、他の脆弱性と組み合わせて悪用される可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は高く、CVSSスコアは8.8です。 CISAのKEV(Known Exploited in the Wild)リストにも記載されており、実際に悪用されていることが確認されています。 EPSS(Exploit Prediction Scoring System)による悪用される可能性の予測は26.3%とされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
特定のOSバージョンが直接指定されているわけではありませんが、Microsoft Internet Explorer 6から11が動作するすべてのオペレーティングシステムが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
影響を受ける設定として特記すべき具体的なものはありませんが、Internet Explorer 6から11がデフォルトの設定で動作している場合に影響を受けます。攻撃は「巧妙に細工されたウェブサイト」を閲覧することで発生する可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された際の直接的な「兆候」や「症状」に関する具体的な情報は見つかりませんでした。特権昇格の脆弱性であるため、システムクラッシュなどの目に見える障害よりも、不正な操作やシステムの内部的な改ざんとして影響が現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftは、この脆弱性に対応するためにセキュリティ更新プログラム「MS14-051」を公開しています。 脆弱性が実際に悪用されている(CISA KEVに記載されている)ため、この更新プログラムを速やかに適用することが最も重要な対策です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチ適用が困難な場合の明確な暫定回避策は、情報源には記載されていません。ただし、この脆弱性は「Known Exploited in the Wild」に分類されており、CISAは2022年6月15日までに修正することを推奨していました。 状況によっては、影響を受けるシステムをネットワークから隔離するなどの緊急措置が必要となる場合があります。また、メモリ破損系の脆弱性に対してはEMET (Enhanced Mitigation Experience Toolkit) が緩和策となる場合がありますが、CVE-2014-2817に対する直接的な回避策としてはパッチ適用が優先されます。
参照したサイト