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CVE-2014-1761 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Word 2003 SP3, 2007 SP3, 2010 SP1 and SP2, 2013, and 2013 RT; Word Viewer; Office Compatibility Pack SP3; Office for Mac 2011; Word Automation Services on SharePoint Server 2010 SP1 and SP2 and 2013; Office Web Apps 2010 SP1 and SP2; and Office Web Apps Server 2013 allow remote attackers to execute arbitrary code or cause a denial of service (memory corruption) via crafted RTF data, as exploited in the wild in March 2014.

CVE更新日: 2014-03-25 13:24:01.067000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-15

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.777340000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2014-1761は、Microsoft WordのRTF(Rich Text Format)解析コンポーネントにおけるメモリ破損の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響 Microsoft Wordが細工されたRTFファイルを処理する際に、メモリ破損が発生し、リモートで任意のコードが実行される、またはサービス拒否(DoS)状態に陥る可能性があります。この脆弱性は、すでに実際の攻撃で悪用されており、特にスピアフィッシングメールに添付された悪意のあるRTFドキュメントを介して標的型攻撃に利用されました。攻撃者は、被害者が悪意のあるドキュメントを開くことで、システム上で任意のコードを実行する可能性があります。

1.2 深刻度 この脆弱性は「高」の深刻度に分類されます。CVSS v2の基本評価値は9.3(AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C)とされていますが、NVDにはCVSS v2の具体的なスコアは明記されていません。しかし、CISAの「Known Exploited Vulnerabilities(KEV)」カタログに記載されており、実際に悪用が確認されていることから、緊急性の高い脆弱性として扱われています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性はMicrosoft Office製品に影響を与えるものであり、直接的に特定のOSバージョンに限定されるものではありません。脆弱なOffice製品が動作するWindowsおよびMac OS環境が影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定 以下のMicrosoft製品およびバージョンが影響を受けます。 * Microsoft Word 2003 SP3 * Microsoft Word 2007 SP3 * Microsoft Word 2010 SP1およびSP2 * Microsoft Word 2013 * Microsoft Word 2013 RT * Word Viewer * Office Compatibility Pack SP3 * Office for Mac 2011 * SharePoint Server 2010 SP1およびSP2上のWord Automation Services * SharePoint Server 2013上のWord Automation Services * Office Web Apps 2010 SP1およびSP2 * Office Web Apps Server 2013

また、Wordがデフォルトのメールリーダーとして設定されているOutlook 2013、2010、2007では、細工されたRTFファイルをプレビューするだけで攻撃の影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 不審なRTFドキュメントを開いた後に、予期せぬシステム動作やアプリケーションのクラッシュが発生する。
  • リモートからのコード実行により、攻撃者がユーザーと同じ権限で任意の操作を行う。
  • マルウェア(バックドア実行ファイルなど、例: c:\Users\%user%\AppData\Local\svchost.exe)がシステムに投下される。
  • スピアフィッシングメールを通じて、不審なRTFドキュメントの開封を促される。

4. 推奨対策

4.1 本対策 Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用してください。修正プログラムは、セキュリティ情報MS14-017として2014年4月8日に公開されています。 CISAも、ベンダーの指示に従って更新プログラムを適用することを推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策) セキュリティ更新プログラムが提供されるまでの暫定的な対策として、Microsoftは設定を自動的に変更する「Fix it」ツールを公開していました。このツールを適用することで、WordやOutlookでRTFファイルの参照や編集ができなくなります。RTFファイルを参照・編集する場合は、ワードパッドなどの別のアプリケーションを使用する必要がありました。

参照したサイト

NVDサイト

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