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CVE-2013-3897 の詳細

CVEの情報

説明:
Use-after-free vulnerability in the CDisplayPointer class in mshtml.dll in Microsoft Internet Explorer 6 through 11 allows remote attackers to execute arbitrary code or cause a denial of service (memory corruption) via crafted JavaScript code that uses the onpropertychange event handler, as exploited in the wild in September and October 2013, aka "Internet Explorer Memory Corruption Vulnerability."

CVE更新日: 2013-10-09 14:54:25.747000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.773100000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2013-3897の脆弱性に関する調査結果を以下に解説します。


1. 脆弱性の概要

CVE-2003-3897は、Microsoft Internet Explorer (IE) のmshtml.dll内のCDisplayPointerクラスにおけるUse-after-freeの脆弱性です。巧妙に細工されたJavaScriptコードとonpropertychangeイベントハンドラを使用することで、リモートの攻撃者が任意のコードを実行したり、サービス拒否(メモリ破損)を引き起こしたりする可能性があります。

この脆弱性は、2013年9月から10月にかけてゼロデイ攻撃として実際に悪用されました。攻撃者は、難読化されたJavaScriptを埋め込んだ改ざんされたWebサイトを介して、ユーザーをエクスプロイトサーバーにリダイレクトし、ヒープスプレーやROP (Return-Oriented Programming) などの技術を用いてASLR (Address Space Layout Randomization) およびDEP (Data Execution Prevention) を回避していました。

1.1 影響

  • リモートでのコード実行 (RCE): 攻撃者は、標的のシステム上で任意のコードを実行できる可能性があります。
  • サービス拒否 (DoS): メモリ破損により、システムがクラッシュする可能性があります。
  • ユーザー権限の取得: 攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。
  • マルウェアのダウンロードと実行: 実際の攻撃では、エクスプロイトが成功すると、悪意のある実行ファイルがダウンロードされ、アンチウイルス製品の無効化、パスワードの窃取、DNSルックアップの汚染などが行われることがありました。

1.2 深刻度

  • CVSS v2.0 基本評価値: 9.3 (HIGH)
  • CVSS v3.1 基本評価値: 8.8 (HIGH)
  • 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁 (CISA) は、この脆弱性が実際に悪用されていることを確認しており、「既知の悪用されている脆弱性カタログ (Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に掲載しています。
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System) は、2026年6月時点で、今後30日間の悪用可能性を77.46%と推定しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Microsoft Internet Explorer 6 から 11。
  • 特に、Windows XP 上で動作するIE 8が、実際に発見された攻撃の一部で標的とされていました。この攻撃では、特定のシステムを標的とするようにROPガジェットが設計されていました。ただし、Windows XPではエクスプロイトが失敗し、クラッシュするケースも確認されています。

2.2 影響を受ける設定

  • この脆弱性はInternet Explorer自体に存在します。実際の攻撃コードでは、ターゲットが韓国語または日本語のシステム言語設定を使用しているかどうかがチェックされることがありました。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された場合、通常はリモートコード実行が行われるため、以下のような兆候が考えられます。

  • 身に覚えのないプロセスが実行されている。
  • 不審なネットワーク接続が確立されている。
  • 未知のソフトウェアやマルウェアがインストールされている。
  • システムの動作が遅くなったり、予期せずクラッシュしたりする(サービス拒否の場合)。

しかし、具体的なユーザーが直接視認できるような「兆候」については、検索結果には詳細な記述がありませんでした。悪用は通常、ユーザーに気づかれないように悪意のあるバイナリをダウンロードし、実行することを目指します。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftが提供するセキュリティ更新プログラムの適用: Microsoftによってこの脆弱性に対するセキュリティ更新プログラムがリリースされていますので、速やかに適用してください。CISAも、ベンダーの指示に従って更新を適用することを推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

検索結果では、CVE-2013-3897に特化した詳細な暫定回避策は明記されていませんでしたが、一般的なブラウザの脆弱性に対する緩和策として以下が考えられます。

  • 代替ブラウザの使用: Internet Explorerの使用を一時的に停止し、別のブラウザを使用する。
  • JavaScriptの無効化: IEでのJavaScriptの実行を無効にすることで、一部のWebサイトの機能が損なわれる可能性がありますが、攻撃を防ぐことができます。
  • IEの制限付きモードでの実行: Internet Explorerの拡張保護モード(該当するIEのバージョンで利用可能な場合)などの、より制限されたモードで実行する。
  • エンドポイント保護ソリューションの利用: ヒープスプレーやROPなどの悪用技術をブロックできるエンドポイント保護ソリューションを導入する。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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