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CVE-2012-1723 の詳細

CVEの情報

説明:
Unspecified vulnerability in the Java Runtime Environment (JRE) component in Oracle Java SE 7 update 4 and earlier, 6 update 32 and earlier, 5 update 35 and earlier, and 1.4.2_37 and earlier allows remote attackers to affect confidentiality, integrity, and availability via unknown vectors related to Hotspot.

CVE更新日: 2012-06-16 21:55:03.500000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.936880000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2012-1723に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2012-1723は、Oracle Java SEのJava Runtime Environment (JRE) コンポーネントに存在する、特定されていない脆弱性です。この脆弱性は、Hotspot仮想マシンのバイトコード検証器における、フィールドアクセス命令(GETFIELD/PUTFIELD/GETSTATIC/PUTSTATIC)の不適切な最適化に起因し、型チェックが不十分であるために発生します。これにより、Javaサンドボックスを回避し、リモートからのコード実行が可能となります。

1.1 影響

リモートの攻撃者が機密性、完全性、可用性に影響を与える可能性があります。この脆弱性が悪用されると、Javaプロセスと同じ権限で任意のコードが実行され、システムが侵害されたり、他のマルウェアがダウンロード・実行されたりする可能性があります。 具体的には、マルウェアがJREサンドボックスを回避して悪意のある動作を実行できるようになります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本評価値: 9.8 (Critical)
  • CVSS v2 基本評価値: 10.0 (危険)
  • CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) リスト: 本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性リストに追加されており、実環境で積極的に悪用されています。
  • EPSS スコア: 94.00% (EPSSは、現実世界の脅威データに基づいて、今後30日間の悪用可能性を予測します。)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性はクロスプラットフォームの脆弱性であり、脆弱なJVMバージョンが動作するすべてのプラットフォームに影響を与えます。 特定のCPUタイプやオペレーティングシステムには依存しません。 したがって、特定のOSバージョンが直接影響を受けるというよりも、そのOS上で動作する脆弱なJavaバージョンが問題となります。

2.2 影響を受ける設定

以下のOracle Java SEのバージョンが影響を受けます。 * Java SE 7 Update 4 およびそれ以前 * Java SE 6 Update 32 およびそれ以前 * Java SE 5 Update 35 およびそれ以前 * Java SE 1.4.2_37 およびそれ以前

また、Red Hatディストリビューションでicedtea6のバージョン1.10.8または1.11.3よりも古いものを使用しているシステムも影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 脆弱なJavaバージョンを搭載した状態で、改ざんされたWebサイトを訪問すると、エクスプロイトがロードされます。
  • エクスプロイトは、リモートのホスト/URLから他のファイル(マルウェアを含む)をダウンロードして実行しようとします。
  • Neutrino、Turla RAT、ZeroAccess、Icefogなどのマルウェアが、この脆弱性を悪用したことが確認されています。
  • タイプフュージョンを利用してClassLoaderインスタンスを取得し、サンドボックス外でコードを実行する試みが見られる場合があります。
  • 初期のエクスプロイトでは、「soo.jar」のような特定のファイル名がJARファイル内にエンコードされていました。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Oracle Java SEの緊急アップデート: 以下のパッチ適用済みのバージョンに即座にアップデートすることを推奨します。
    • Java 7 Update 5 以降
    • Java 6 Update 33 以降
    • Java 5 Update 36 以降
    • Java 1.4.2_38 以降
  • Oracle社は2012年6月12日にこの脆弱性に対応するセキュリティアップデートをリリースしています。
  • Red Hatディストリビューションを使用している場合は、icedtea6をバージョン1.10.8または1.11.3以降にアップデートしてください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 重要なアプリケーションで必要ない限り、WebブラウザでのJavaを無効にすることを検討してください。
  • 脆弱なJavaバージョンを実行しているシステムへのネットワークアクセスを制限することを検討してください。
  • 悪意のあるソフトウェアや未承認のプログラムの実行を防ぐため、ホワイトリスト方式でアプリケーションの実行を制限すること。
  • 広く使用されているソフトウェアの既知の脆弱性に対してパッチを適用するため、常に最新版の環境を維持すること。

他に解説すべき観点

  • 攻撃手法: 攻撃者は、ユーザーを特別な細工が施されたウェブサイトへ誘導したり、細工されたJavaアプリケーションを添付した電子メールを送信したりすることで、ブラウザ経由でJavaアプレットを読み込ませ、ログインしているユーザーと同じ権限を奪取する可能性があります。
  • 悪用状況: 本脆弱性は、CISAの既知の悪用されている脆弱性リストに掲載されており、Blackhole Exploit Kitにも組み込まれるなど、活発に悪用されていました。
  • クロスプラットフォーム性: 本脆弱性はOSに依存しないクロスプラットフォームの性質を持つため、DEP(Data Execution Prevention)やASLR(Address Space Layout Randomization)などのOS側のセキュリティメカニズムの影響を受けにくいという特徴があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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