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CVE-2012-0507 の詳細

CVEの情報

説明:
Unspecified vulnerability in the Java Runtime Environment (JRE) component in Oracle Java SE 7 Update 2 and earlier, 6 Update 30 and earlier, and 5.0 Update 33 and earlier allows remote attackers to affect confidentiality, integrity, and availability via unknown vectors related to Concurrency. NOTE: the previous information was obtained from the February 2012 Oracle CPU. Oracle has not commented on claims from a downstream vendor and third party researchers that this issue occurs because the AtomicReferenceArray class implementation does not ensure that the array is of the Object[] type, which allows attackers to cause a denial of service (JVM crash) or bypass Java sandbox restrictions. NOTE: this issue was originally mapped to CVE-2011-3571, but that identifier was already assigned to a different issue.

CVE更新日: 2012-06-07 22:55:17.883000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.936530000

EPSS更新日: 2026-06-12 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2012-0507について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Oracle Java SEのJava Runtime Environment (JRE) コンポーネントに存在する、Concurrencyに関連する処理の不備に起因する脆弱性です。この脆弱性は、AtomicReferenceArrayクラスの実装が配列がObject[]タイプであることを適切にチェックしないために発生するとされています。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、Javaサンドボックスの制限を回避し、任意のコードを実行することが可能になります。

1.1 影響

  • Javaサンドボックスの制限回避: 悪意のあるJavaアプリケーションやアプレットが、Javaサンドボックスの制限を迂回し、完全なセキュリティ権限でコードを実行する可能性があります。
  • 任意のコード実行: リモートの攻撃者が、細工されたJavaアプリケーションをユーザーに開かせたり、細工されたJavaアプレットまたはJava Web Startアプリケーションを提供するWebサイトに誘導したりすることで、対象システム上で任意のコードを実行する可能性があります。これにより、情報漏洩、改ざん、ワームやスパイウェアなどの悪意のあるプログラムのインストールといった被害が想定されます。
  • サービス運用妨害 (JVMクラッシュ): 攻撃によりJava Virtual Machine (JVM) がクラッシュし、サービス運用妨害 (DoS) 状態に陥る可能性もあります。
  • 機密性、完全性、可用性への影響: NVDの記述では、不明なベクターを介して機密性、完全性、可用性に影響を与える可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v2 基本値: 10.0 (危険)
    • 攻撃元区分: ネットワーク
    • 攻撃条件の複雑さ: 低
    • 攻撃前の認証要否: 不要
    • 機密性への影響: 全面的 (Complete)
    • 完全性への影響: 全面的 (Complete)
    • 可用性への影響: 全面的 (Complete) このスコアは、認証なしでネットワーク経由で簡単に攻撃が可能であり、機密性、完全性、可用性の全てに深刻な影響を及ぼすことを示しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はJava Runtime Environment (JRE) 自体の問題であるため、Javaが動作する多様なオペレーティングシステムに影響を及ぼします。具体的には、以下のJava SEバージョンが影響を受けます。

  • Oracle Java SE 7 Update 2 およびそれ以前
  • Oracle Java SE 6 Update 30 およびそれ以前
  • Oracle Java SE 5.0 Update 33 およびそれ以前
  • SDK and JRE 1.4.2_35 およびそれ以前
  • JavaFX 2.0.2 およびそれ以前

影響を受ける可能性のあるOSとしては、Windows XP, Windows 7, Ubuntu, OSXなど、JavaをサポートするあらゆるOS (Windows, Linux, macOSなど) が挙げられます。

2.2 影響を受ける設定

特定の「設定」に起因する脆弱性ではなく、脆弱なバージョンのJavaがインストールされている環境であれば影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な「兆候」として特筆すべきものはありませんが、攻撃が成功した場合、以下のようなシステム侵害の兆候が見られる可能性があります。

  • 身に覚えのないプログラムの実行や、設定の変更。
  • 不審なネットワーク通信。
  • システムのパフォーマンス低下や予期しないクラッシュ。
  • マルウェア(Flashback Trojanなど)の感染。
  • 偽のウイルス対策ソフトのダウンロード誘導。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Javaのアップデート: Oracle社からこの脆弱性を修正するバージョンがリリースされています。影響を受けるシステムは、直ちに修正済みのバージョンにアップデートすることを強く推奨します。
    • Java SE 7 は Update 3 以降
    • Java SE 6 は Update 31 以降
    • Oracle社はJava SE JDKおよびJRE 7は開発者向けのため、Java SE JDKおよびJRE 6 Update 31の使用を推奨していました。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ブラウザのJavaプラグインの無効化: 業務上Javaが必要なサイト以外では、一時的にブラウザのJavaプラグインを無効化することで、攻撃が成立する機会を減らすことができます。
  • ウイルス対策ソフトの定義ファイルの最新化: ウイルス対策ソフトの定義ファイルを常に最新の状態に保つことで、既知のマルウェア感染を防ぐのに役立ちます。
  • 不必要なWebサイトへのアクセスを避ける: 攻撃者は細工されたWebサイトを通じて脆弱性を悪用するため、不審なサイトへのアクセスを避けることが重要です。
  • 不要な通信の遮断: クライアントに不要な通信を許可しないように設定することも緩和策の一つです。
  • EDR (Endpoint Detection and Response) の導入: 不審な動作を検知し、マルウェアの活動を阻止することができます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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