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CVE-2010-4398 の詳細

CVEの情報

説明:
Stack-based buffer overflow in the RtlQueryRegistryValues function in win32k.sys in Microsoft Windows XP SP2 and SP3, Windows Server 2003 SP2, Windows Vista SP1 and SP2, Windows Server 2008 Gold, SP2, and R2, and Windows 7 allows local users to gain privileges, and bypass the User Account Control (UAC) feature, via a crafted REG_BINARY value for a SystemDefaultEUDCFont registry key, aka "Driver Improper Interaction with Windows Kernel Vulnerability."

CVE更新日: 2010-12-06 13:44:54.863000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-28

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.086610000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2010-4398について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2010-4398は、Microsoft Windowsカーネルのwin32k.sys内のRtlQueryRegistryValues関数に存在するスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性です。この脆弱性は、ユーザーモードから渡されるデータの不適切な検証に起因します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、ローカルの認証された攻撃者がカーネルモードで任意のコードを実行し、SYSTEM権限に昇格できる可能性があります。また、User Account Control (UAC) をバイパスすることも可能です。CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の既知の悪用済み脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に追加されており、攻撃で積極的に悪用されていることが確認されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v2基本評価値: 7.2 (High)
  • CVSS v3.1基本評価値: 7.8 (High)

機密性、完全性、可用性のいずれにおいても高い影響があると評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsバージョンが影響を受けます。

  • Microsoft Windows XP SP2 および SP3
  • Microsoft Windows Server 2003 SP2
  • Microsoft Windows Vista SP1 および SP2
  • Microsoft Windows Server 2008
  • Microsoft Windows Server 2008 SP2
  • Microsoft Windows Server 2008 R2
  • Microsoft Windows 7

なお、Windows 7 SP1およびWindows Server 2008 R2 SP1は、MS11-011の更新情報では非該当として扱われています。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、win32k.sys内のRtlQueryRegistryValues関数が、細工されたSystemDefaultEUDCFontレジストリキーのREG_BINARY値の処理を不適切に行うことに起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が見られる可能性があります。

  • カーネルモードでの任意のコード実行
  • SYSTEM権限への予期しない昇格
  • User Account Control (UAC) のバイパス
  • Microsoft Defender Antivirusが「Exploit:Win32/CVE-2010-4398」として検出する
  • 初期システム侵害後の権限昇格のステップとして、標的型攻撃で悪用された事例があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftが提供するセキュリティ更新プログラムMS11-011を適用することが唯一の根本的な対策です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

この脆弱性に対する具体的な暫定回避策(緩和策)については、情報が見つかりませんでした。根本対策であるセキュリティ更新プログラムの適用が強く推奨されます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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