CVE-2010-3333 の詳細
CVEの情報
説明:
Stack-based buffer overflow in Microsoft Office XP SP3, Office 2003 SP3, Office 2007 SP2, Office 2010, Office 2004 and 2008 for Mac, Office for Mac 2011, and Open XML File Format Converter for Mac allows remote attackers to execute arbitrary code via crafted RTF data, aka "RTF Stack Buffer Overflow Vulnerability."
CVE更新日: 2010-11-10 03:00:02.087000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.893890000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2010-3333に関する調査結果を以下にまとめます。
1. 脆弱性の概要
CVE-2010-3333は、Microsoft OfficeにおけるRich Text Format (RTF) ファイルの解析方法に存在する、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性です。この脆弱性は「RTFスタックバッファオーバーフロー脆弱性」とも呼ばれています。具体的には、Microsoft Officeソフトウェアが細工されたRTFデータを解析する際に、システムメモリが破損し、攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、特にRTFの
pFragmentsプロパティの処理に起因するとされています。過去に「Bilawar Bhutto Sex Scandal」や「New Year's Greeting Card」(ロシア語のファイル名とメッセージ)を装った悪意のあるRTFファイルが観測されており、実際にこの脆弱性が悪用された事例が確認されています。
1.1 影響
攻撃者がこの脆弱性を悪用することに成功した場合、影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。これにより、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成を行うことができます。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はOS自体ではなく、Microsoft Office製品に存在します。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Microsoft Officeソフトウェアが特別に細工されたRTFデータを解析する方法に存在するため、特定の「設定」が脆弱性を引き起こすわけではありません。脆弱なバージョンのソフトウェアを使用している場合に影響を受けます。ユーザーが細工されたRTFファイルを開くことが悪用の前提条件となります。
3. 影響を受けた時の兆候
rep movs命令が非書き込み可能メモリ領域を指し、例外をトリガーしてクラッシュする可能性があります。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
他に解説すべき観点
参照したサイト