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CVE-2010-2883 の詳細

CVEの情報

説明:
Stack-based buffer overflow in CoolType.dll in Adobe Reader and Acrobat 9.x before 9.4, and 8.x before 8.2.5 on Windows and Mac OS X, allows remote attackers to execute arbitrary code or cause a denial of service (application crash) via a PDF document with a long field in a Smart INdependent Glyphlets (SING) table in a TTF font, as exploited in the wild in September 2010. NOTE: some of these details are obtained from third party information.

CVE更新日: 2010-09-09 22:00:02.250000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.3

KEVの情報

KEV更新日: 2022-06-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.927570000

EPSS更新日: 2026-06-01 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2010-2883に関する調査結果を以下にまとめます。

1. 脆弱性の概要

CVE-2010-2883は、Adobe ReaderおよびAcrobatのCoolType.dllにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性です。リモートの攻撃者が、TTFフォントのSmart INdependent Glyphlets (SING) テーブルに長いフィールドを含む細工されたPDFドキュメントを介して、任意のコードを実行したり、サービス拒否(アプリケーションのクラッシュ)を引き起こす可能性があります。この脆弱性は2010年9月に実際に悪用されました。

1.1 影響

本脆弱性が悪用された場合、攻撃者はリモートで任意のコードを、標的のユーザーと同じ権限で実行できる可能性があります。また、アプリケーションのクラッシュによるサービス拒否の状態も引き起こす可能性があります。機密性、完全性、可用性への影響は高と評価されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v2: 9.3 (緊急)
  • CVSS v3.1: 7.3 (高) CISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogにも掲載されており、実際に悪用が確認されている脆弱性です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Windows
  • Mac OS X
  • (Adobe Reader 9.3.4以前のバージョンではUNIXも言及されています。)

2.2 影響を受ける設定

以下のAdobe製品のバージョンが影響を受けます。 - Adobe Reader 9.x (9.4より前のバージョン) - Adobe Reader 8.x (8.2.5より前のバージョン) - Adobe Reader 9.3.4 およびそれ以前のバージョン - Adobe Acrobat 9.x (9.4より前のバージョン) - Adobe Acrobat 8.x (8.2.5より前のバージョン) - Adobe Acrobat 9.3.4 およびそれ以前のバージョン

3. 影響を受けた時の兆候

  • 細工されたPDFドキュメントを開いた際に、アプリケーションがクラッシュする (サービス拒否)。
  • PDFファイルを開いた際に、システムが一時的にフリーズしたり、動作が遅くなったりする。
  • 意図しないプログラムの実行(攻撃が成功した場合)。 この脆弱性の悪用は、"David Leadbetter's One Point Lesson"という件名のフィッシングメールに添付されたPDFファイルによって行われた事例が報告されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ソフトウェアのアップデート: Adobeが提供するセキュリティアップデートを適用し、最新バージョンに更新してください。脆弱性は更新プログラムによって修正されます。具体的には、Adobe ReaderおよびAcrobatをバージョン9.4以降、または8.2.5以降にアップデートすることが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • Adobe ReaderおよびAcrobatでJavaScriptを無効にする: 「編集」->「環境設定」->「JavaScript」で「Acrobat JavaScript を有効にする」のチェックを外します。これにより、一部の悪用を防ぐことができます。
  • WebブラウザでのPDFファイルの表示を無効にする: PDFファイルがWebブラウザ内で自動的に開かれることを防ぎます。
  • 不審なPDFファイルを開かない: 信頼できないメールに添付されているPDFファイルや、不審なWebサイトに掲載されているPDFファイルは開かないでください。
  • Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) の利用: EMETを使用して、本脆弱性の影響を軽減することができます。
  • 最小権限のユーザーアカウントでインターネットを閲覧する: 悪意のあるファイルの実行を制限するために、低い権限のユーザーでインターネットを利用することを推奨します。
  • Adobe Readerの保護ビュー(サンドボックス機能)を有効にする: 信頼されていないPDFファイルを「サンドボックス」と呼ばれる安全な環境で開くことで、悪意のあるコードの実行やシステムへの変更を防ぎます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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