CVE-2010-2861 の詳細
CVEの情報
説明:
Multiple directory traversal vulnerabilities in the administrator console in Adobe ColdFusion 9.0.1 and earlier allow remote attackers to read arbitrary files via the locale parameter to (1) CFIDE/administrator/settings/mappings.cfm, (2) logging/settings.cfm, (3) datasources/index.cfm, (4) j2eepackaging/editarchive.cfm, and (5) enter.cfm in CFIDE/administrator/.
CVE更新日: 2010-08-11 18:47:51.157000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.997470000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2010-2861について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
Adobe ColdFusionの管理コンソールに複数のディレクトリトラバーサル(パストラバーサル)の脆弱性が存在します。この脆弱性は、リモートの攻撃者が
localeパラメータを介して、任意のファイルを読み取ることができるというものです。具体的には、CFIDE/administrator/settings/mappings.cfm、logging/settings.cfm、datasources/index.cfm、j2eepackaging/editarchive.cfm、およびenter.cfmなどのCFIDE/administrator/内の複数のCFMファイルが影響を受けます。1.1 影響
この脆弱性を悪用されると、攻撃者はサーバーのファイルシステム上の任意の機密ファイルを読み取ることが可能になります。これにより、
neo-security.xmlやpassword.propertiesといった設定ファイルを特定し、ハッシュ化されたデータベース接続の認証情報やColdFusion管理者のパスワードを不正に入手される可能性があります。結果として、影響を受けるシステムの不正なアクセスや侵害につながる可能性があります。1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は、CVSS v3.1では基本スコア9.8(緊急-CRITICAL)と評価されています。また、CVSS v2.0では基本スコア7.5(高-HIGH)です。 このCVEは、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用された脆弱性(KEV: Known Exploited Vulnerabilities)カタログに登録されており、実際に悪用が確認されています。これは、CVSSスコアだけでは分からない、実際の脅威の高さを示す強いシグナルとなります。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はAdobe ColdFusion製品自体の問題であり、特定のOSバージョンに直接紐づくものではありません。しかし、Adobe ColdFusionはWindowsやmacOSなどのプラットフォーム上で動作します。古くなったOSバージョンでColdFusionが実行されている場合、全体的なセキュリティリスクが高まる可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
Adobe ColdFusion 9.0.1およびそれ以前のバージョンが影響を受けます。特に、ColdFusion 8およびColdFusion 9のバージョンに脆弱性が存在します。 脆弱性は、ColdFusionの管理コンソール内の特定の
.cfmファイルへのlocaleパラメータの処理に起因します。3. 影響を受けた時の兆候
明確な兆候については、今回の調査では特定できませんでした。しかし、この脆弱性はリモート攻撃者が任意のファイルを読み取ることを可能にするため、Webサーバーのログに不審なアクセスパターンや、通常はアクセスされない機密ファイルへのアクセス試行が記録される可能性があります。 また、Nmapのスクリプト(
http-vuln-cve2010-2861.nse)が存在し、この脆弱性の検出に利用できます。4. 推奨対策
4.1 本対策
ベンダーの指示に従い、Adobe ColdFusionを最新バージョンにアップデートしてください。CISAは、公式パッチが利用可能になったら、速やかに適用することを推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチが適用できない場合や、即時の適用が困難な場合は、以下の暫定的な回避策を検討してください。 * 脆弱性のある
CFIDE/administrator/エンドポイントへのアクセスを制限する。 * これらのエンドポイントでlocaleパラメータの使用を制限する。 * 管理者コンソールを外部からアクセスできないネットワークに配置する。CISAは、回避策はあくまで暫定的な手段であり、公式パッチが利用可能になったらそちらに移行するのが望ましいと案内しています。
参照したサイト