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CVE-2009-4324 の詳細

CVEの情報

説明:
Use-after-free vulnerability in the Doc.media.newPlayer method in Multimedia.api in Adobe Reader and Acrobat 9.x before 9.3, and 8.x before 8.2 on Windows and Mac OS X, allows remote attackers to execute arbitrary code via a crafted PDF file using ZLib compressed streams, as exploited in the wild in December 2009.

CVE更新日: 2009-12-15 02:30:00.217000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-06-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.818800000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2009-4324に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2009-4324は、Adobe ReaderおよびAcrobatにおけるUse-after-freeの脆弱性です。具体的には、Multimedia.api内のDoc.media.newPlayerメソッドに起因します。攻撃者は、細工されたZLib圧縮ストリームを使用するPDFファイルを通じて、リモートから任意のコードを実行することが可能です。この脆弱性は、2009年12月に実際に悪用されていることが確認されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者が影響を受けるシステム上で任意のコードを実行できます。これにより、脆弱なソフトウェアを実行しているユーザーの権限で、コンピュータが乗っ取られる可能性があります。 悪意のあるPDFドキュメントには、暗号化されたリバースシェル機能を持つ悪意のある実行ファイルが埋め込まれていることが分析で示されています。

1.2 深刻度

この脆弱性は、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、実際に悪用が観測されているため、CVSSスコアだけよりも強い危険信号とされています。

  • Red HatによるCVSSスコア:

    • CVSSv2: AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
    • これは、攻撃元区分がネットワーク、攻撃条件の複雑さが中、認証不要、機密性・完全性・可用性への影響が部分的であることを示します。
  • NVDによるCVSSスコア: 不明(検索結果には具体的な数値が記載されていませんでしたが、NVDはCVSS情報を参照および表示しています。)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Windows
  • Mac OS X

2.2 影響を受ける設定

以下のバージョンのAdobe ReaderおよびAcrobatが影響を受けます。 * Adobe Reader 9.x (バージョン9.3より前) * Adobe Reader 8.x (バージョン8.2より前) * Adobe Acrobat Standard 9.x (バージョン9.3より前) * Adobe Acrobat Standard 8.x (バージョン8.2より前) * Adobe Acrobat Professional 9.x (バージョン9.3より前) * Adobe Acrobat Professional 8.x (バージョン8.2より前)

3. 影響を受けた時の兆候

悪意のあるPDFファイルを開いた後、Adobe Readerが終了し、予期しないコマンド(例えば電卓プログラムの起動)が実行されることがあります。 マルウェア分析では、難読化されたコード、ヒープスプレー技術、およびシェルコードの注入が確認されています。攻撃が成功すると、悪意のあるペイロードを配信するシェルコードが実行され、さらにマルウェアが「win」というタイトルのウィンドウを作成し、ファイル転送機能を含む悪意のある活動を行うための別のスレッドを起動する可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーの指示に従ってアップデートを適用してください。Adobe ReaderおよびAcrobatをバージョン9.3以降、または8.2以降に更新することが推奨されます。
  • Adobe Systems社からのセキュリティアップデート情報を定期的に確認し、適用することが望ましいです。

4.2 暫定回避策(緩和策)

セキュリティアップデートが適用されるまでの間、以下の暫定的な対策が可能です。 * Adobe Reader / AcrobatのJavaScriptを無効化する: * メニューバーから「編集」→「環境設定」をクリックします。 * 「分類」の中から「JavaScript」を選択します。 * 「Acrobat JavaScript を使用」のチェックを外します。 * 「OK」ボタンを押します。 * Windows上でDEP(データ実行防止)を有効にする。 * ウイルス対策ソフトウェアを利用する。 * IPS(侵入防止システム)やUTM(統合脅威管理)を利用する。

他に解説すべき観点

  • CVE公開日/最終更新日: NVDでの公開日は2009年12月15日、最終更新日は2026年6月16日です。
  • 既知の悪用: この脆弱性は2009年12月には既に悪用が確認されており、2022年6月8日にCISAのKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログに追加されました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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