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CVE-2009-3129 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Office Excel 2002 SP3, 2003 SP3, and 2007 SP1 and SP2; Office 2004 and 2008 for Mac; Open XML File Format Converter for Mac; Office Excel Viewer 2003 SP3; Office Excel Viewer SP1 and SP2; and Office Compatibility Pack for Word, Excel, and PowerPoint 2007 File Formats SP1 and SP2 allows remote attackers to execute arbitrary code via a spreadsheet with a FEATHEADER record containing an invalid cbHdrData size element that affects a pointer offset, aka "Excel Featheader Record Memory Corruption Vulnerability."

CVE更新日: 2009-11-11 19:30:00.530000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.840340000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2009-3129は、Microsoft Excelに存在するメモリ破損の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

この脆弱性は「Excel Featheader Record Memory Corruption Vulnerability」として知られています。Microsoft Excelが、不正なcbHdrDataサイズ要素を含むFEATHDRレコードを持つスプレッドシートを処理する際に発生します。これにより、ポインターオフセットが影響を受け、結果としてメモリ破損が引き起こされます。

1.1 影響

  • リモートの攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。
  • 攻撃が成功した場合、現在ログオンしているユーザーの権限で任意のコードが実行されます。
  • サービス運用妨害 (Denial of Service) につながる可能性も指摘されています。
  • この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに記載されており、実際に悪用が確認されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v2 基本評価値: 9.3 (High)
  • CVSS v3.1 基本評価値: 7.8 (High)
  • CWE (共通脆弱性タイプ一覧): CWE-787 (Out-of-bounds Write) または CWE-94 (Improper Control of Generation of Code ('Code Injection'))
  • Microsoftは深刻度を「重要」と評価しましたが、セキュリティ企業のSecuniaは「Highly Critical」と評価しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンではなく、以下のMicrosoft Excelおよび関連ソフトウェアのバージョンが影響を受けます。

  • Microsoft Office Excel 2002 SP3
  • Microsoft Office Excel 2003 SP3
  • Microsoft Office Excel 2007 SP1 および SP2
  • Office 2004 for Mac
  • Office 2008 for Mac
  • Open XML File Format Converter for Mac
  • Office Excel Viewer 2003 SP3
  • Office Excel Viewer SP1 および SP2
  • Office Compatibility Pack for Word, Excel, and PowerPoint 2007 File Formats SP1 および SP2

2.2 影響を受ける設定

不明。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ユーザーが悪意のある細工が施されたスプレッドシートファイルを開くことで、脆弱性がトリガーされます。
  • アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。
  • 通常、ファイルを開く際に「危険なコードである可能性がある」という警告メッセージが表示されることがありますが、ユーザーが「続行する」を選択すると攻撃が悪用される可能性があります。
  • 悪用された場合、マルウェアが特定の外部サーバーに情報を送信(コールホーム)する可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーが提供するセキュリティアップデートを適用してください。具体的には、Microsoft Security Bulletin MS09-067で提供されるパッチを適用することが推奨されます。
  • ソフトウェアを常に最新の状態に維持することが重要です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 悪意のあるソフトウェアや未承認のプログラムの実行を防ぐため、アプリケーションのホワイトリスト方式による実行制限を検討してください。
  • 必要最小限の管理者権限の使用を徹底することで、マルウェアの実行やネットワークを介した感染活動を制限できます。
  • 信頼できないソースからのファイルを開かないよう、ユーザーへの注意喚起とセキュリティ意識の向上が重要です。
  • 最新のアンチウイルスソフトウェアを導入し、定義ファイルを常に最新に保つことも有効です。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、標的型攻撃において利用されるリスクの高い脆弱性の一つとして挙げられています。
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogに2022年3月3日に追加されており、実際の攻撃で悪用されたことが確認されているため、速やかな対策が求められます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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