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CVE-2004-1464 の詳細

CVEの情報

説明:
Cisco IOS 12.2(15) and earlier allows remote attackers to cause a denial of service (refused VTY (virtual terminal) connections), via a crafted TCP connection to the Telnet or reverse Telnet port.

CVE更新日: 2004-12-31 05:00:00

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.9

KEVの情報

KEV更新日: 2023-05-19

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.048400000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2004-1464は、Cisco IOSに存在するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性です。以下にその詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

Cisco IOS 12.2(15) およびそれ以前のバージョンに存在する脆弱性で、リモートの攻撃者がTelnetまたはReverse Telnetポートへ細工されたTCP接続を送信することにより、サービス拒否(VTY (仮想端末) 接続の拒否)を引き起こす可能性があります。

この脆弱性は、CWE-400 (Uncontrolled Resource Consumption) に分類されます。これは、IOSのTelnet実装におけるリソース消費の制御が不十分であることに起因し、利用可能なVTYラインを枯渇させ、正当な管理者による新しいリモート管理セッションの確立を妨げます。

1.1 影響

  • サービス運用妨害 (Denial of Service; DoS): 攻撃が成功すると、VTY接続が拒否され、Telnet、Reverse Telnet、Remote Shell (RSH)、Secure Shell (SSH)、Secure Copy (SCP)、Data Link Switching (DLSw)、プロトコル変換、および場合によってはHypertext Transport Protocol (HTTP) アクセスなどのリモート管理サービスがブロックされる可能性があります。
  • 管理不能状態: 正当な管理者がデバイスにアクセスできなくなり、管理やトラブルシューティングが困難になります。
  • その他のサービスへの影響: ルーティングプロトコル、TACACS/RADIUS、Voice over IP (VoIP)、およびパケット転送(DLSwとプロトコル変換を除く)など、他のデバイスサービスには影響がありません。
  • 機密性・完全性への影響: 機密性の侵害やデータの完全性への影響はありません。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 ベーススコア: 5.9 (MEDIUM)
    • 攻撃元区分 (Attack Vector): NETWORK (ネットワーク)
    • 攻撃条件の複雑さ (Attack Complexity): HIGH (高)
    • 必要な特権レベル (Privileges Required): NONE (不要)
    • ユーザー関与 (User Interaction): NONE (不要)
    • 影響の想定範囲 (Scope): UNCHANGED (変更なし)
    • 機密性への影響 (Confidentiality Impact): NONE (なし)
    • 完全性への影響 (Integrity Impact): NONE (なし)
    • 可用性への影響 (Availability Impact): HIGH (高)
  • CVSS v2.0 ベーススコア: 5.0 (MEDIUM)
  • CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログへの掲載: この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログにリストされており、悪用が確認されています。
  • EPSS スコア: 4.84% (91.7パーセンタイル) または 1.7% (82パーセンタイル) または 0.048 (CISA KEVに掲載されているため緊急性が高いと判断されます)。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Cisco IOS 12.2(15) およびそれ以前のバージョンが影響を受けます。 具体的には、以下のIOSリリースが影響を受けることが確認されています。 * Cisco IOS 9.x * Cisco IOS 10.x * Cisco IOS 11.x (11.1, 11.2, 11.3を含む) * Cisco IOS 12.x (12.0, 12.1, 12.2, 12.3、および12.2(15)以前のバージョンを含む)

2.2 影響を受ける設定

TelnetまたはReverse Telnetサービスが有効になっているCisco IOSデバイスが影響を受けます。 特に、VTYを使用するリモートアクセスサービス(Telnet、Reverse Telnet、RSH、SSH、SCP、DLSw、プロトコル変換、およびバージョン1.0のHTTPサーバー)が脆弱です。

3. 影響を受けた時の兆候

  • VTY(仮想端末)接続が拒否され、新しいリモート管理セッションを確立できない。
  • Telnet、Reverse Telnet、RSH、SSH、HTTPなどによるCiscoデバイスへのアクセスがブロックされる。
  • 管理者がデバイスにログインできなくなるなど、リモートでの管理操作が不可能になる。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Cisco IOSのアップグレード: 脆弱性が修正されたCisco IOSのバージョンにアップグレードすることが恒久的な対策です。
  • Ciscoセキュリティアドバイザリの参照: Ciscoの公式セキュリティアドバイザリ「cisco-sa-20040827-telnet」を参照し、ハードウェアに適した特定のパッチリリースと推奨アップグレードパスを確認してください。 Ciscoは、現在サポートされているすべてのIOSリリースで修正を提供しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • TelnetおよびReverse Telnetの無効化: 可能であれば、TelnetおよびReverse Telnetサービスを無効にし、SSHなどのよりセキュアなプロトコルをリモートアクセスに利用してください。
  • アクセス制御リスト (ACL) の実装: Telnetをアクティブにしておく必要がある場合は、厳格なアクセス制御リスト (ACL) を実装し、信頼できる管理IPアドレスからのアクセスのみに制限してください。
  • VTYセッションタイムアウトの設定: VTYラインに適切なセッションタイムアウトを設定することも緩和策となりえます。
  • 侵入検知システム (IDS) の配備: Telnetポートへの異常な接続試行を監視し、管理者へ警告を発するための侵入検知システム (IDS) を配備することを検討してください。
  • 注意点: この脆弱性の悪用には完全な3ウェイTCPハンドシェイクが必要なため、送信元IPアドレスのなりすましは非常に困難です。

他に解説すべき観点

  • CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) への掲載: この脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されています。KEVカタログへの掲載は、この脆弱性が実際に攻撃で悪用されていることを示しており、早急な対策が求められます。CISAは、2023年5月18日にこの脆弱性をカタログに追加し、2023年6月8日までの修正を義務付けていました。
  • レガシーシステムのリスク: この脆弱性は2004年に公開された古いものですが、依然としてKEVに掲載されているということは、いまだに古いバージョンのCisco IOSを使用しているシステムが存在し、それが攻撃対象となっている可能性を示唆しています。古いOSやソフトウェアを使い続けることには、このような既知の脆弱性を悪用されるリスクが常に伴います。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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